赤ら顔・酒さ治療について
顔の赤み、ほてり、繰り返すニキビのような症状にお悩みではありませんか?
当院では、皮膚科専門医による赤ら顔・酒さの治療を行っています。原因不明の顔の赤みから、酒さ・酒さ様皮膚炎まで、一人ひとりの症状に合わせた治療プランをご提案します。
「化粧品では隠せない」「何度も繰り返してしまう」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

当院の特徴
- 皮膚科専門医による診療
- 保険適用の赤ら顔・酒さ治療に対応
- 一人ひとりに合わせた治療プラン
- 予約優先制でお待ち時間の短縮
赤ら顔・酒さは早期治療が重要です。症状が悪化する前に、まずはお気軽にご相談ください。
当院の赤ら顔・酒さ治療の特徴

皮膚科専門医による的確な診断と治療
赤ら顔の原因は多岐にわたり、酒さ、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎など、さまざまな疾患が考えられます。適切な治療を行うためには、まず正確な診断が不可欠です。
当院では、皮膚科専門医が丁寧に診察を行い、患者様一人ひとりの症状、発症時期、使用しているスキンケア製品などを総合的に判断した上で、最適な治療プランをご提案します。
「どの化粧品を使っても赤みが引かない」「繰り返してしまう」という方も、医学的根拠に基づいた治療で改善を目指します。
保険診療を基本とした治療
当院の赤ら顔・酒さ治療は、保険適用が基本です。内服薬や外用薬による治療を保険診療で受けていただけます。
症状や経過によって保険外診療(自費診療)をご案内することもございます。
症状に合わせた多彩な治療選択肢
当院では、症状の程度や種類に応じて、以下のような治療を組み合わせてご提案します。
- 内服薬: 抗生物質、抗ヒスタミン薬、漢方薬など
- 外用薬: 抗炎症薬、抗菌薬、保湿剤など
- スキンケア指導: 適切な洗顔方法、化粧品の選び方
軽症から重症まで、幅広い症状に対応しています。
継続しやすい治療環境
赤ら顔・酒さの治療は、継続的なケアが重要です。症状が改善してきても、再発を防ぐために適切なスキンケアと生活習慣の維持が必要です。
当院では、予約優先制で待ち時間を最小限に抑え、通院しやすい環境を整えています。また、お薬の使い方や日常生活でのスキンケアについても、ご希望の方には丁寧にご説明いたします。
トリガー(悪化要因)の特定と対策
酒さは、特定の刺激や環境によって症状が悪化することがあります。
主な悪化要因
- 紫外線
- 寒暖差
- 辛い食べ物、熱い飲み物
- アルコール
- ストレス
- 特定のスキンケア製品
赤ら顔・酒さの種類と症状
赤ら顔の原因はさまざまですが、ここでは特に「酒さ」に焦点を当ててご説明します。酒さは、顔面の慢性的な炎症性疾患で、適切な治療が必要です。
酒さとは
酒さは、主に顔面の中央部(鼻、頬、額、顎)に生じる慢性的な炎症性皮膚疾患です。30代以降の成人、特に中年以降の女性に多く見られます。
酒さの主な症状
- 顔の赤み(紅斑)
- ほてり感
- 毛細血管の拡張
- ニキビのような丘疹・膿疱
- 鼻の肥大(鼻瘤)
紅斑毛細血管拡張型(第1度)
酒さの初期段階で、最も多く見られるタイプです。
特徴
- 顔の中央部(鼻、頬)の持続的な赤み
- 顔のほてり感、熱感
- 目に見える毛細血管の拡張(赤い糸のような線)
- 一過性の紅潮(フラッシング)が頻繁に起こる
症状は、温度変化、辛い食べ物、アルコール摂取、ストレスなどで悪化します。
丘疹膿疱型(第2度)
第1度の症状に加えて、ニキビのような発疹が現れるタイプです。
特徴
- 持続的な赤みと毛細血管拡張
- 赤い丘疹(ぶつぶつ)や膿疱(膿を持ったできもの)
- ニキビと似ているが、面皰(コメド)はできない
- 症状が繰り返す
大人ニキビと間違われやすく、ニキビ治療では改善しないことが特徴です。
鼻瘤型(第3度)
鼻の皮脂腺が増殖し、鼻が肥大するタイプです。
特徴
- 鼻が赤く腫れ、大きくなる
- 表面がでこぼこする
- 毛穴が目立つ
- 主に中高年の男性に多い
比較的まれなタイプですが、外見上の影響が大きいため、早期治療が重要です。
眼型酒さ
酒さの症状が目に現れるタイプです。
特徴
- 目の充血、異物感
- 目の乾燥、涙が出る
- まぶたの腫れ
- 眼瞼炎(まぶたの炎症)
皮膚症状と同時に現れることもあれば、眼症状のみの場合もあります。眼科との連携が必要になることもあります。
その他の赤ら顔の原因
酒さ以外にも、顔の赤みを引き起こす疾患があります。
脂漏性皮膚炎
皮脂の分泌が多い部位(鼻の周り、眉間、頭皮など)に起こる炎症です。赤み、かゆみ、フケのような皮膚のかさつきが特徴です。
接触皮膚炎(かぶれ)
化粧品やスキンケア製品、日焼け止めなどによるかぶれで、顔が赤くなります。原因物質を避けることで改善します。
酒さ様皮膚炎
ステロイド外用薬の長期使用により、酒さに似た症状が現れます。ステロイドを中止することが必要です。
保険適用の赤ら顔・酒さ治療
当院では、保険診療による赤ら顔・酒さ治療を基本としています。症状に応じて、保険外の治療をおすすめすることもございます。
内服薬による治療
酒さの炎症を抑え、症状の改善を目指す治療法です。
抗生物質
酒さの丘疹・膿疱に対して処方します。抗炎症作用により、赤みや腫れを改善します。通常、3〜6ヶ月程度の継続的な服用が推奨されます。
| 薬剤名 | 特徴 |
|---|---|
| ミノマイシン(ミノサイクリン) | 一般的に使用される |
| ビブラマイシン(ドキシサイクリン) | 色素沈着が起こりにくい |
抗ヒスタミン薬
顔のほてりやかゆみを伴う場合に処方します。眠気などの副作用が少ない第2世代抗ヒスタミン薬を使用します。
| 薬剤名 | 特徴 |
|---|---|
| アレグラ(フェキソフェナジン) | 眠くなりにくい |
| ザイザル(レボセチリジン) | 持続性がある |
| クラリチン(ロラタジン) | 眠くなりにくい |
漢方薬
体質改善を目的として処方します。特に、顔のほてりや紅潮が強い方に効果的です。
| 処方名 | 適した症状 |
|---|---|
| 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう) | 顔面の炎症、赤みに |
| 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう) | 体のほてり、赤みに |
| 温清飲(うんせいいん) | 皮膚の炎症、乾燥に |
外用薬による治療
患部に直接塗布することで、炎症を抑え、症状を改善します。
メトロニダゾールゲル(ロゼックスゲル)
酒さの治療に最も効果的な外用薬です。2021年に日本で承認された、酒さ専用の治療薬です。通常、数週間〜数ヶ月の使用で効果が現れます。
特徴:
- 抗炎症作用、抗菌作用
- 丘疹・膿疱の改善
- 紅斑の軽減
- 1日2回、患部に塗布
その他の外用薬
| 種類 | 主な薬剤・特徴 |
|---|---|
| 非ステロイド系 抗炎症外用薬 |
プロトピック軟膏、コレクチム軟膏、モイゼルト軟膏 顔面の炎症に効果的 |
| 保湿剤 | 白色ワセリン 皮膚のバリア機能を高める |
ステロイド外用薬は、酒さを悪化させる可能性があるため、原則として使用しません。
スキンケア指導
酒さの治療において、適切なスキンケアは非常に重要です。
洗顔方法
- ぬるま湯で優しく洗う
- 刺激の少ない洗顔料を使用
- ゴシゴシこすらない
- 熱いお湯は避ける
化粧品の選び方
- 低刺激性、無香料のものを選ぶ
- アルコール、メントールを含まないもの
- 紫外線対策(刺激の少ない日焼け止め)
避けるべきもの
- スクラブ洗顔
- ピーリング剤
- トレチノインや高濃度レチノール含有などの刺激の強い化粧品
- ステロイド外用薬の自己判断使用
赤ら顔・酒さ治療の流れ
当院での赤ら顔・酒さ治療は、以下のような流れで進めていきます。
初めての方でも安心して受診いただけるよう、丁寧に対応いたします。
-
STEP01
診察・カウンセリング
まずは、現在の症状を詳しく診察いたします。
赤ら顔・酒さは、体質や生活習慣と深く関わっています。些細なことでも構いませんので、気になることがあればお気軽にお話しください。診察内容- 顔の赤み、ほてりなど症状の確認
- 発症時期や経過の聞き取り
- 現在使用している薬の確認
- 必要に応じて生活習慣(食事、飲酒、ストレスなど)のヒアリング
- 既往歴やアレルギーの有無
-
STEP02
治療方針の決定
診察結果をもとに、患者様に最適な治療プランをご提案します。
治療内容について、ご不明な点や不安なことがあれば、遠慮なくご質問ください。納得いただいた上で治療を開始します。ご説明する内容- 現在の状態
- 推奨する治療法(内服薬・外用薬・スキンケア)
- 予想される効果と副作用
- ご希望の場合は日常生活で気をつけるべきポイント
- 避けるべき悪化要因(トリガー)
-
STEP03
処方
治療方針が決まりましたら、その場で処方を行います。
処方の流れ- 院外処方箋をお渡しします
- お近くの調剤薬局でお薬を受け取ってください
- 薬の使い方や注意点をご説明します
スキンケア指導もご希望があれば行っています- 化粧品の選び方のアドバイス
- 保湿剤の正しい使い方
-
STEP04
定期的な経過観察
赤ら顔・酒さ治療は、時間がかかり、継続的な通院が大切です。
「薬が合わない」「効果が感じられない」といった場合も、遠慮なくお伝えください。患者様の状態に合わせて、柔軟に治療内容を調整いたします。再診のタイミング- 初回治療開始後:2〜4週間後
- 症状が安定してきたら:1〜2ヶ月に1回
経過観察で確認すること- 赤みや炎症の改善状態
- 新しい症状の有無
- 薬の副作用の有無
- スキンケアや生活習慣の実践状況
- 悪化要因の特定
-
STEP05
治療の終了・メンテナンス
症状が改善してきたら、徐々に薬を減らしていきます。
赤ら顔・酒さは再発しやすい疾患です。治療が終了した後も、定期的なチェックや、気になる症状が出た際の早めの受診をおすすめします。治療終了後も大切なこと- 再発予防のためのスキンケア
- 悪化要因(トリガー)の回避
- 生活習慣の維持
- 気になる症状があれば早めに受診
赤ら顔・酒さ治療よくあるご質問(FAQ)
赤ら顔・酒さ治療に関して、患者様からよくいただくご質問をまとめました。
はい、当院の赤ら顔・酒さ治療は保険診療で受けていただけます。
基本的には診察、内服薬、外用薬は保険適用です。初診料や再診料も含め、3割負担の方で1回あたり数百円〜数千円程度です(処方内容により異なります)。
経過により保険適応外の治療をご案内することもございます。
症状の程度や種類によって異なります。
・軽症の場合: 1〜3ヶ月程度で改善
・中等症〜重症の場合: 3〜6ヶ月以上
酒さは慢性疾患のため、完治が難しい場合もあります。しかし、適切な治療により症状をコントロールし、日常生活に支障のないレベルまで改善することは十分に可能です。
酒さとニキビは、症状が似ていますが異なる疾患です。
酒さの特徴:
・30代以降に発症することが多い
・顔の中央部(鼻、頬)に症状が出る
・持続的な赤みがある
・面皰(コメド)ができない
・ほてり感を伴う
ニキビの特徴:
・思春期〜20代に多い
・Tゾーンやフェイスラインにできやすい
・白ニキビ、黒ニキビ(面皰)ができる
はい、適切な化粧品を選べば化粧は可能です。
化粧をする際のポイント:
・低刺激性、無香料の化粧品を選ぶ
・アルコールフリーのものを使う
・クレンジングはミルクタイプやクリームタイプが優しい
・厚塗りは避け、薄く塗る
・帰宅後はすぐにメイクを落とす
当院では、患者様に合った化粧品選びのアドバイスも行っています。
以下のような悪化要因(トリガー)を避けることが大切です。
避けるべきもの:
・紫外線(日焼け止めを使用)
・極端な温度変化(サウナ、長風呂)
・辛い食べ物、熱い飲み物
・アルコール
・カフェイン(過剰摂取)
・ストレス
おすすめの習慣:
・十分な睡眠
・バランスの良い食事
・適度な運動
・ストレス管理
酒さは慢性疾患のため、完全に治らない場合もあります。
しかし、適切な治療と生活習慣の改善により、症状をコントロールし、ほとんど目立たないレベルまで改善することは可能です。
治療を中断すると再発することが多いため、症状が改善した後も、医師の指示に従って治療を継続することが大切です。
赤ら顔・酒さでお悩みの方へ(医師からのメッセージ)
赤ら顔・酒さは治療できる疾患です
「顔の赤みは体質だから仕方ない」「化粧で隠すしかない」
そう考えて、赤ら顔や酒さを放置していませんか?
酒さは、医学的には「酒皶(しゅさ)」という慢性的な炎症性皮膚疾患です。適切な治療を行えば、症状のコントロールが期待できる病気なのです。
近年、酒さ治療の選択肢は広がりました。2021年には日本でも酒さ専用の治療薬(ロゼックスゲル)が承認され、治療効果は向上しています。
「何をやっても赤みが引かない」と諦めていた方も、医療機関での適切な診断と治療で改善する可能性は十分にあります。
早期治療が、明るい表情を取り戻します
赤ら顔・酒さを放置すると、以下のようなリスクがあります。
症状の悪化
軽症だった赤みが、放置することで炎症が進行し、丘疹・膿疱ができたり、鼻が肥大したりすることがあります。進行すると治療が難しくなります。
精神的な負担
顔の赤みは、外見上の悩みだけでなく、自信喪失や対人関係への不安につながることもあります。「人と会うのが怖い」「外出が億劫になる」といった声も少なくありません。
スキンケアによる悪化
誤ったスキンケアや化粧品の使用により、症状がさらに悪化することもあります。特に、ステロイド外用薬の自己判断使用は、酒さ様皮膚炎を引き起こす原因になります。
だからこそ、早めの治療が大切なのです。「まだ軽いから」「恥ずかしいから」と先延ばしにせず、気になったタイミングで受診することをおすすめします。
一緒に、健やかな肌を取り戻しましょう
赤ら顔・酒さの治療は、医師と患者様が協力して進めていくものです。
私たちは、患者様のお悩みに寄り添い、根気強く治療をサポートいたします。治療の効果が感じられない時、薬が合わない時、生活習慣で困っている時、どんなことでも遠慮なくお話しください。
赤みのない、健やかな肌を取り戻すために、私たちと一緒に頑張りましょう。
まずは、お気軽にご相談ください。